概要・活動内容・役員

概要

 我が国では,これまで鉄鋼材料を中心とした社会基盤構造材料が多種多様な産業界の発展に多大な貢献を果たしてきた.今後さらなる産業界の持続的発展を維持するためには,超高強度材料,超長寿命材料や超軽量材料などの革新的先進構造材料の普及が必須である.現在,注目されている革新的先進材料の一つとして,我が国が最も世界的にリードし,かつ社会基盤構造材料として将来性の高い「金属ガラス」がある.  本部門委員会では,「金属ガラス」を実用化するために必要な材料的・機械的特性の信頼性確保のため,基礎的な機械的性質(引張り・圧縮変形,曲げ・ねじり変形,破壊靭性,疲労特性,腐食,衝撃特性など)の理解や,材料科学の分野で精力的に研究されているガラス形成能に関する知見との融合を計り,金属ガラスの材料・機械的特性の体系化を目的とする.


活動内容

本部門委員会が取り組む重点的研究課題として,以下の2つを掲げる.
 (1)金属ガラスの構造材料としての信頼性確保に向けた課題研究
 (2)金属ガラスの実用化のための課題研究 

これらの課題研究進展を目標に,本部門委員会では以下の4つの事業を展開する.
 (1)金属ガラスに関する材料特性・機械特性の調査および研究
 (2)金属ガラスに関する研究討論会,見学会,シンポジウム,講演会および講習会
 (3)金属ガラスに関する研究成果の公表
 (4)その他,金属ガラスに関する啓発のための事業等


運営委員

委員長: 山崎 徹(兵庫県立大学)
幹事 庶務: 永瀬 丈嗣 (大阪大学)
幹事 編集: 垂水 竜一(大阪大学)
幹事 会計: 網谷 健児 (東北大学)
幹事 企画・広報:  市坪 哲(京都大学)
幹事 企画: 松原 英一郎(京都大学),渋谷 陽二(大阪大学),東 健司(大阪府立大学),
         中井 善一(神戸大学),屋代 如月(神戸大学),早乙女 康典(東北大学),
         藤田 和孝(宇部高専),才田 淳治(東北大学), 向井敏司(神戸大学),
         寺島 岳史 (神奈川大学)