行事案内

2013年度に開催された部門委員会,研究会,講演会,等

【第57回日本学術会議 材料工学連合講演会】
○日 時:平成25年11月25日〜26日
○会 場:京都テルサ(〒601-8047 京都市南区東九条下殿田町70(新町通九条下ル))
○アクセス:http://www.kyoto-terrsa.or.jp
○オーガナイズド・セッション・9 : 『金属ガラスのメタラジーとメカニクス』
○オーガナイザー: 渋谷陽二(阪大)、松原英一郎(京大)、山崎 徹(兵庫県大)
○講演申込み締切: 平成25年8月19日(月)必着
○原稿提出締切: 平成25年10月15日(火)必着
○Web site:http://www.jsms.jp/kaikoku/57zaipro.htm





【第25回金属ガラス部門委員会】
 (PDFファイルはこちら 
○日 時:平成25年11月26日(火) 17:00〜17:30
○会 場:京都テルサ 東館 2階 中会議室
        (第57回日本学術会議材料工学連合講演会 第3会議室)
        (〒601-8047 京都市南区東九条下殿田町70(新町通九条下ル))
○アクセス:http://www.kyoto-terrsa.or.jp/access.html
○プログラム
       1. 部門賞表彰式
       2. 報告事項
            第26回部門委員会について





【第24回金属ガラス部門委員会】
 (PDFファイルはこちら 

○日 時: 平成25年9月6日 13:00〜16:00
○会 場: 大阪大学中之島センター 4 階 405 講義室
○アクセス http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php05
○テーマ:『アモルファス・ガラスと電子顕微鏡』
○プログラム
1. 金属ガラス部門委員会(13:00〜13:20)

2. 研究討論会(協賛:日本顕微鏡学会) (13:30〜16:00)
13:30〜14:00 (30min)
「アモルファスにおける照射誘起構造変化の電子線動径分布解析」
石丸学 先生(九州工業大学)、仲村龍介 先生(大阪府立大学)
概要: 材料に照射を施すとはじき出し効果や電子励起効果により構造変化が起こる。我々は照射環境下におけるアモルファス化および結晶化に伴う構造変化、化学的不規則性、体積変化を透過電子顕微鏡により調べている。本講演では、共有結合性物質およびイオン結合性物質のアモルファス構造に及ぼす照射の影響に関する最近の研究成果について報告する。

14:10〜14:40 (30min)
平田秋彦 先生 (東北大)
題目: 電子回折を用いた金属ガラスの局所構造解析
概要: 透過電子顕微鏡を用いて金属ガラスの極微小領域からの電子回折を取得し、局所構造の直接観察を試みた。その結果、電子線を直径0.4nm程度まで絞ることにより、短範囲秩序構造の観察が可能になることが明らかとなった。最近では、短範囲秩序構造の歪みや中範囲秩序構造の拡がりの検出についても試みている。本講演では本解析手法と主な応用例の詳細について報告する。

14:50〜15:20 (30min)
山ア順 先生 (名古屋大学)
題目:収差補正TEM/電子回折を用いたアモルファス中距離秩序構造の検出とサイ
ズ測定法の開発
概要:金属ガラスをはじめとするアモルファス物質に含まれる中距離秩序構造(MRO)は、母相に埋め込まれた存在形態であるがゆえに、電子顕微鏡を用いても個々の正確な検出は容易ではない。近年原子レベルに収束した電子プローブによる解析事例が報告されるようになってきたが、本研究では平行ビームによる数nm領域からの電子回折図形と収差補正TEM像からのMRO検出の可能性を探り、MROサイズを割り出すための解析手法を開発した。

15:30〜16:00 (30min)
阿部英司 先生 (東大)
題目:金属ガラス母相における希ガス原子析出現象:自由体積との関連性
概要:金属ガラス相の局所的な構造ゆらぎは、ガラス相の緩和挙動と密接に関係するため、その系統的な理解は重要である。我々は、電子顕微鏡を用いたPd基金属ガラス構造研究を遂行中、試料薄片化プロセスに用いたArイオンが、金属ガラス母相中に1nm程度の粒子として固体化(析出)するという、極めて興味深い事実を見いだした。一般に、結晶固体中における希ガス析出現象は、空孔集合体のような微小ボイドがもたらす擬似的高圧効果に起因することが知られている。したがって、今回観察されたAr析出は、金属ガラス中の「free volume(自由体積)」をトレースして核生成-成長した結果であることが強く示唆される。緩和挙動との関連性等、詳細は当日議論する。





【第23回金属ガラス部門委員会】
PDFはこちら
○日時:平成25年6月21日(金) 13:00-17:15
○会場:兵庫県立工業技術センター技術交流館2Fセミナー室
○アクセス:http://www.hyogo-kg.jp/
○テーマ:『構造緩和』
○プログラム
1.金属ガラス部門委員会(13:00〜13:15)
2.施設見学会(13:30〜14:50)
3.研究討論会 (15:00〜17:15)
(15:00〜16:30)
「金属ガラスの静的α・β緩和挙動」
春山修身 先生(東京理科大学)
概要: Ngaiらのグループは早い時期から無機ガラス、ポリマーガラスなどのガラス物質中のα緩和現象は、緩和時間がアレニウス型の温度依存性を有する素過程(primary relaxation)によるものであり、この素過程をβ緩和で近似すると両者の関係は定量的に表現できるとしてきた。最近、Ngaiらはこの議論は金属ガラスにおいても適用できると主張している。バルク金属ガラスに対する動的緩和過程の研究は、Ngaiらの主張を検証しうる段階に達しつつある。本研究では、静的構造緩和の観点から、@バルク金属ガラス中のα、β緩和の特徴を調べ、ANgaiらの主張の妥当性を議論する、ことを目的としている。

(16:35〜17:15)
「Pd基金属ガラスの動的緩和挙動の解釈と静的緩和挙動への展開」
加藤秀実 先生(東北大学金属材料研究所)
概要:長周期規則構造を持たない金属ガラスは、結晶材料と比して過剰なエントロピーを凍結して熱力学的に準安定な状態に留まる。従って、熱や力といった外的変化を受けた場合には、これに順応した更なる準安定平衡化をはかるため“緩和”が生じる。金属ガラスに周期的なひずみ振動を施し、応答として得られる応力振動の大きさや、ひずみ振動との位相のズレから、動的変形過程を弾性成分と粘性(緩和)成分に分解して抽出することが出来る。Pd42.5Ni7.5Cu30P20金属ガラスの貯蔵および損失弾性率の角周波数分散の温度依存性を調査した。Pd金属ガラスが顕著なslowβ緩和を含め3つの緩和モードを呈することがわかった。これらの緩和モードは動的変形に限らず、例えば、静的クリープ変形においても、3つの傾きの変化として観測されることを実験的に確認した。





【第22回金属ガラス部門委員会・第310回疲労部門委員会(合同委員会)】
PDFはこちら
○日時:平成25年3月1日(金) 12:30-17:05
○会場:兵庫県立大学姫路書写キャンパス・書写紀年会館1F大ホール
○アクセス:http://www.eng.u-hyogo.ac.jp/info/guide/fs_access.html
○テーマ:『金属ガラスの疲労特性と評価』
○プログラム
1.金属ガラス部門委員会(12:30〜13:00)(書写紀念会館2F会議室)
2.見学会(13:05〜13:50 早乙女研究室、山崎研究室)
3.研究討論会 (14:00〜17:05)(書写紀念会館1F大ホール)
  (14:00〜14:05) 疲労部門委員長 挨拶
  (14:05〜14:45) テーマ1
      超音波疲労試験機を用いたZr55Al10Ni5Cu30金属ガラスの超高サイクル疲労特性
      東北大学金属材料研究所・准教授  山浦 真一 先生
  (14:45〜15:25) テーマ2
      金属ガラスとナノ結晶合金の疲労特性
      宇部高専機械工学科・教授  藤田 和孝 委員
  (15:25〜15:40) 休憩
  (15:40〜16:20) テーマ3
      Zr基バルク金属ガラスの疲労強度に及ぼす材料の不均一性と環境の影響
      神戸大学大学院工学研究科・教授  中井 善一 委員
  (16:20〜17:00) テーマ4
      アモルファス合金の確率疲労特性と超高サイクル疲労特性について
      立命館大学理工学部・特任教授  酒井 達雄 委員
  (17:00〜17:05) 金属ガラス部門委員長 挨拶


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